夢の雫のメニュー表についても、当初は、「文字が小さい」「メニュー数が多すぎて見きれない」「写真がないメニューの内容が分からない」「写真と実物が違う」等々の数々のご苦言をいただいてしまいました。
いずれもごもっとものご指摘であり、改めましたが、メニューは、分かりやすいものに仕上げるのがまず一番です。全てのメニューについて写真を載せるのは難しいかもしれませんが、写真付きで掲載できるとお客様も 安心できるのは確かです。
あと、実際に店を運営していて思うのは、「お勧めのもので適当に出して下さい」というオーダーの仕方もかなり多いということです。メニューを見ていても、実際にどれを選んで良いのか迷ってしまう方も少なくないので、メニュー表の書きぶりで注文の傾向も随分変わってくるのだろうと思います。
例えば、「本日のお勧め!」などと分かりやすく目立つ記載をすると、多くの方が注文をするのは顕著ですし、季節物や行事に絡めてメニューの説明を一言書いておくだけでも、飛躍的に注文数が増えます。
そのため、仕入れの便宜やロス、あるいは利益率などを考え、「注文してほしい品」を目立たせる工夫をメニュー表に施すことがとても大切です。
「Z型」、つまり、お客はメニュー表の左上から右上、左下、右下へと目線を移し、左上記載のメニューがよく売れるというのは有名な話ですが、 このあたりも意識したメニュー作りをすると良いでしょう。