飲食店に掛かる経費

店舗運営には、下記のような経費が発生します。これらの経費合計額を支払うことの出来る売上金額がいわゆる「損益分岐点」であり、これを賜る売上しか得られないと、赤字経営となります。

利益を増加させるためには、客数の増加ないし客単価の向上を実現して収入を増やすか、経費を削減して支出を減らす必要があります。

夢の雫では、お客様に支えられ、何とかこれまで、ぎりぎりではありますが、黒字経営を達成しています。

 

①原材料費

食材の仕入れ原価です。売上金の30%以内となる設定を目指しましょう。夢の雫では、提供物の質の維持を重要視しているため、なかなかこの部分の削減に苦慮していますが、やはり30%程度を維持するよう努めています。

②人件費

スタッフの給料や社会保険等の法定福利費です。質の高い調理能力や接客能力を求める場合には高騰化は避けられず、一概には言えませんが、一般的には売上金の30%以内を目指します。
特に、初めて経営をされる方は、高い社会保険料に対する知識が浅く、資金繰りに窮するパターンが多いです。

③家賃

店舗の家賃は、売上金の8%程度を目指しましょう。

④水道光熱費

電気、ガス、水道料金が発生します。

⑤消耗品

割箸、おしぼり、洗剤、ゴミ袋、領収書等の消耗品です。大量仕入れになる場合には専門業者からの仕入れがお勧めですが、それほどの量でない場合には、業務用スーパーや100円ショップ等での購入も便利です。

⑥通信費、広告宣伝費等

インターネットやカード決済手数料、電話料金等が発生します。

⑦保険

火災保険のほか、食中毒や従業員の労災事故等の事故に備えた保険、不当解雇やハラスメント等の従業員との紛争に備えた保険等の保険料が必要となります。

⑧公租公課

消費税、所得税、法人税、個人事業税、国民健康保険、年金等の支払を余儀なくされます。
これらの支出を見越して資金を蓄えておかないと、通常翌年に支払期が訪れるこれらの支払いに窮し、資金ショートを招くことになってしまいます。

 

当事務所では飲食店の創業支援に力を入れています。

飲食店の開店にともなう、各種許可申請、融資や補助金・助税金等の資金調達、法人の設立、物件選びと契約、従業員の募集と雇用など、様々な支援をご提供しています。創業に関することであれば、どのような内容のものでも構いませんので、どうぞお気軽にご相談ください。