和食屋の店長から仕入れ旅行による残業代と交通費を請求されています

(本人からの請求段階)

和食屋を経営しており、店長から残業代を請求されています。店舗への出勤時間中の残業代はきちんと支払っていたものの、素材やお酒にこだわり過ぎなくらいにこだわる店長のため、こちらが指示もしていないのに、国内外を問わず仕入れを兼ねた旅行に行き、日本酒やワインを買ってきたり、いろんな産地の魚介や肉等の食材を購入していたことから、今になって、これも必要な労働時間なのだから、残業代と交通費を寄越せなどと言ってきています。確かに良い食材とお酒が入って助かっていたのは事実ですが、そこまでの請求をするなんて、あんまりではないでしょうか?
確かに、趣味の延長上での私的な行為ではないかと思われる反面、店長さんのその仕入れ活動によって店が成り立っていたような現状があるとすると、微妙な問題を含んできます。

そもそも、経営にも参画して出退勤の自由が与えられているなどしている店長であれば、残業代の支払がそもそも必要のない管理職として考える余地もありますが、なかなかこの点のハードルは高いです。

これに該当しない、雇われ店長の場合には、その活動が、「使用者の指揮命令下」に置かれていたと評価される態様か否かという判断になってくると思います。通常は、自由に何ら拘束されることなく活動しているのが通常ですから、通常は、労働時間に該当することは少ないと思います。

飲食店の労務管理のことなら何でもご相談ください。

残業代問題への対応、解雇問題への対応、就業規則の整備、その他 労務管理コンサルなど、実際に飲食店を自ら経営している弁護士が現場目線で支援いたします。
労務管理に関するあらゆる問題を飲食店オーナー様と二人三脚でフォローいたしますのでお気軽にご相談ください。