私たちは飲食店の未来を切り開く
飲食店経営コンサルタントチームです

飲食店を開くのはできても、様々な社会状況の変化の中で継続して経営を続けることは非常に大変です。売り上げの悩みや様々なトラブルなど様々な障壁に立ち向かわなければならない連続だと思います。

当事務所ではコンサルタント自ら飲食店経営を行い現場感覚を磨いてきました。あなたのお店の強みを生かしながら資金調達、メニュー開発支援などあらゆる手段の中からベストな方法を用いて、着実な店舗再生・売り上げアップをお手伝いいたします。

コンサルタント中村の飲食店奮闘記

希少酒に徹底的にこだわった創作和食料理店「夢の雫」経営

  • 2017年7月20日、当事務所の代表中村は、お酒と食が大好きで、その趣味が講じ、元寿司職人の社労士や利酒師の公認会計士らと共に「有限責任事業組合 シティフードサービス」を設立して、札幌市内に、希少酒に徹底的にこだわった創作和食料理店「夢の雫」を開店しました。

    自らワインや日本酒の生産地に足を運んで仕入を行うだけでなく、厨房に立って、現場感覚を共有しました。実際に飲食店を自ら立ち上げ、自ら現地に赴いて賞味の上、仕入れ交渉して調理をし、利き酒やワイン等のおもてなしの勉強をしながらお客様に酒食のご提供をして生きた経験を積むことができました。

更生支援の店「おかえり」を開店

  • 2019年11月15日、佐賀牛・沖縄もとぶ牛と日本酒・ワインのマリアージュをコンセプトにしているお店を開店しました。北海道で初のダム熟成日本酒や希少酒を飲むことができるお店です。

    犯罪歴のある者、障害を持つ方や引きこもりの方を雇用し、更生支援、自活支援に努めるというコンセプトです。弁護士として更生支援を様々な形で20年近く続けていましたが、尊敬する顧問先建設会社北洋建設の小澤社長に出会い、このお店を開く覚悟を決めることができました。

    もちろんこのような店舗に対して賛否両論がありましたが、犯罪に対する厳しい視線は当然のことだと思います。オーナーが厳しくしすぎてしまい店長がいなくなったりもしました。お客様にご迷惑をお掛けしながらも、仕事の質に経歴など無意味であることを証明し、彼らがびくびくしながら生きることがないよう全力を尽くすという信念のもと、やると決めたことはやり続けていきます。

    様々なトラブルにも負けず経営を続け、元店長が復帰し、これからというところでコロナウイルスがやってきます。2月28日に北海道独自の緊急事態宣言が出され、3月にはすすきのが閑散として店舗もピンチになりましたが、厳しい状況でも消毒やマスク着用を徹底しながら経営を続けました。
    しかし4月には全国に緊急事態宣言が出され、集客が非常に厳しい状況が続くと判断し4月10日より休業を決めました。このころは7月のリニューアルオープンを目指しておりました。

コロナの逆風にも負けず、「おかえり」を洋食の店にリニューアルオープン

  • 2020年10月15日、「おかえり」を南3西3プレイタウンふじ井ビル3階にてリニューアルオープンしました。和食から変わって洋食とワインの店に大きく生まれ変わり、昭和懐かしの、ビーフシチュー、海老フライ、オムライスなどの洋食の他、ワインに合うフード各種と150種類以上のワインを取り揃えました。道内飲食店初のダム熟成ワインとダム熟成日本酒も楽しめるお店です。

    円山のあの名店ラコリネッタを始め有名イタリアンと洋食で修業を重ねたシェフの下、来年1月には更生支援対象者を受け入れ予定です。食事とワインが以前よりも格段にレベルアップしており、お値段もお手頃な価格に頑張らせていただき現在運営しております。

飲食店コンサルタントとして

厳しい時代になりましたが、だからこそ次の一手を考え実践するときだと思います。「成功するまでやり続ける」という覚悟を持って正しく実践すれば飲食店経営は必ず成功します。
まったなしの現在だからこそ、自らの経験とコーチング技術で直接収益アップに繋がるやり方を現場のあなたにお伝えしていきます。諦めずに日々実践することで必ず成果を出せるお店に変わっていきます。
小さな疑問や不安などどのようなことでもご相談ください。そして今後も北海道でともに飲食業界を発展させるあなたにとって強力で誠実な真のパートナーになれればこんなに嬉しいことはないと思っております。

中村浩士(弁護士・飲食コンサルタント)

  • 中村浩士(弁護士・飲食コンサルタント)
  • 弁護士、社会保険労務士、小型船舶免許1級
    日本酒利酒師、ワインコーディネーター
    一般社団法人日本フードアドバイザー協会 上席フードアドバイザー

札幌にて日本酒・ワインにこだわる飲食店を自ら経営し、飲食業界のコンサル弁護士として、実践的で使える様々な法的支援をご提供しています。
飲食店の再生・開業、資金調達、労務管理、トラブルなど、何でもお気軽にご相談下さい。

メディア掲載履歴

行列のできる法律相談所
とくだね・どさんこワイド・イチオシ等、刑事事件解説などで多数出演

コンサルタント松岡の開業秘話

ワインのインポート会社から始まりました

  • 学生時代にアルバイトしていた東京のワインのインポート会社に入社し、2年の営業時代にワインの知識を得ました。その後広告代理店 ㈱Ⅰ&S(旧第一広告社)に入社します。1993年にはワインの知識を生かして札幌ファクトリーに出店するワイン専門店札幌葡萄酒館の企画立案のため札幌に赴任し館長を務めました。

    契約が終了し東京に戻ることになりましたが札幌の魅力にはまってしまっていたので会社を辞めて、1997年に札幌の広告代理店 ㈱電通北海道に入社しました。ここで様々な企画制作に携わります。

ワインに魅せられて50歳で脱サラ開業

  • ワインの魅力にはまっており、ワインコーディネーターや日本酒唎酒師、焼酎唎酒師の資格を取得していましたので、ついに2008年に脱サラして「祥瑞札幌」を開業します。「祥瑞」は縁起の良い前兆という意味で中国の染付磁器に由来しています。柄が繰り返すことから「永遠」「無限」の意味が込められています。よく通っていた東京六本木のワインバーの店「祥瑞」から了解を頂いて冠した名前です。

    厳選した白ブドウ品種のリースリングを使った白ワインやドイツワインが豊富なお店です。北海道産ワインや日本酒、そしてイタリアンでもフレンチでもない北海道の食材を通じて「ワインと料理のマリアージュ」をお楽しみいただきたいと思っています。

困難を乗り越える飲食店経営者として

開業当初は一人で経営を行う大変さにてんてこ舞いでした。仕入れやスタッフの給料、固定費などの資金繰りや、お客さんが来てくれるのかなどの心配が尽きませんでした。仕事が実際に軌道に乗り始めるには5年かかりました。

長年接客を行っているとお店作りのコツが分かってくるものもあります。音楽や空調、グラスや料理の進み具合などスマートにさりげなくお客様のサインを見逃さずに気を配ることが居心地のいい空間をつくる秘訣です。
またお客様が希望することを取り入れて料理長にリクエストして新たな料理を生み出しています。お店はお客様が作るものですから、お客様視点を常に心掛けることが重要です。

最初に祥瑞を南3条西3丁目に開店し10年営業したのち、もっとワインを気軽にご提供したいとの思いで2019年9月10日すすきのへ移転オープンしました。おかげさまでこの度12周年を迎えます。コロナ禍で時短営業になりながらも笑顔でお客様をお迎えしています。

この人生経験をコンサルタントとして、そしてこの時代を戦う同じ経営者として少しでも皆様にお伝えできればと思います。どのようなことでも結構ですので、まずはあなたのお話をお聞かせください。

松岡 修司(飲食コンサルタント・ソムリエ)

  • 松岡 修司(飲食コンサルタント・ソムリエ)
  • 資格 ソムリエ、日本酒利酒師、焼酎利酒師

    執筆 北海道新聞「朝の食卓」、雑誌オトン「コラム」等

◆1958年 6月 東京都墨田区出身
◆都立日比谷高等学校卒、獨協大学経済学部卒
◆輸入ワイン専門商社ヤマオカゾーン入社~営業勤務時代にワインの知識を得る。
◆広告代理店 ㈱Ⅰ&S(旧第一広告社)に入社(1984年) 営業部勤務
シオノギ、東芝、サッポロビールなどを担当。1992年ワインの知識を生かし、サッポロビ ールよりサッポロファクトリー・レンガ館・札幌葡萄酒館(現在はイタリアンレストラン・テ ルツィーナ)の企画立案に関わり、サッポロビール開発へ出向。1993年ファクトリー開業 に伴い札幌葡萄酒館館長。日本最大級のワインセラーを持つワインレストランが誕生。

◆広告代理店 ㈱電通北海道入社(1997年) 営業部長、旭川支社長、業務管理部長
主に北海道電力、ドコモ北海道、札幌ドーム(札幌市)を担当。HTB番組「北海道遺産物 語」の企画制作や札幌ドーム開業イベントなどに携わる。

◆ビストロ・ワインバー「祥瑞札幌」開業(2008年)
道産ワイン、輸入ワインを中心に、北海道の食材を使った料理とのマリアージュをコンセプト に店を展開。2013年より、大通公園ライラックまつり~ライラック・ワインガーデン(7 丁目会場)での道産ワインコーナーのワインコーディネイトに携わる。