(SNS等での業務妨害や名誉・信用棄損)

居酒屋を経営しています。一生懸命仕入れと料理にこだわり、多くのお客の評価を獲得して繁盛してきました。ところが、最近になって、食べログやフェイスブック等の口コミに、「あそこの店の酒は薄めている」「あの肉は本当に臭くてまずい」などと、嘘の書き込みが続き、客離れが起きています。
ちょうど時期を同じくして隣に競合店が進出しており、どうしても疑いたくなってしまいます。何か良い手立てはないでしょうか?
SNSやネットあるいは動画に嘘の内容を書き込んだり流したりすることは、店に対する信用毀損罪あるいは業務妨害、名誉毀損罪という犯罪に該当します。

また、本当の内容であっても、競合店を蹴落とすような不当な目的で、「あの店の●●は美味しくない」などとあからさまに店の評判を下げるような投稿をすることは、名誉毀損に該当する可能性あります。

そのような投稿がなされた場合には、各サイトの管理者に対して削除要求できるフォームが各サイトに用意されています。そこで削除を要求するか、その他、削除要求の仮処分等の法的処置も可能性がありますので、大きな損失になる前に弁護士に相談しましょう。

誹謗中傷に関するお悩みは飲食店専門弁護士中村浩士にお任せください。