(器物破損)

ワインバーの店長をしています。先日、うちのスタッフが、ワインをサーヴする際にワインをこぼしてしまい、お客様のバッグに掛けてしまいました。お客様からは、新しいものに買い換えるから購入代金と同額の賠償金を支払えと言われていますが、当店では、クリーニング代しか出せないと平行線を辿っています。どうしたらよろしいでしょうか?
施設賠償責任保険に入っていますか?入っていれば、保険会社に相談して対応を任せましょう。

クリーニングの範囲で解消できる程度の汚れであれば、その分しか支払う必要がないという結論になります。

クリーニングのしようのない程の汚れの場合にも、時価賠償額が基本となります。古いバッグであれば、ほとんど価値が認められないことが多いです。

損害賠償に関するお悩みは飲食店専門弁護士中村浩士にお任せください。